テンマクデザイン【サーカス720DX】はタープのように、そしてテントのように使えるとても便利なもの。
加えてピラミッド型のインナーテントも設置が簡単です。
ところが意外や意外、サーカス720DXの幕を跳ね上げる作業がなかなか大変。
ほひょ
この記事ではインナーテントの設置方法とちょっと大変な跳ね上げ作業についてご紹介したいと思います。
サーカス720DXインナーテント設置方法とその詳細
サーカス720DXのインナーテントはご覧の通りピラミッドの形です。
底辺は225×225cmの正方形で余裕をもって大人3人が横になることが出来ます。
しかしながら残念なことにグランドシートがありません。
グランドシートのサイズは225×225cmと同じか多少小さいくらいのものを用意しましょう。
グランドシートを敷いたらインナーテントをその上に敷きます。
続けてインナーテントの裾の左右のフックをクロスポール下のリングに掛け、さらにインナーテントの奥のループは幕と一緒に既に打ってあるペグで固定。
次にインナーテント上部のフックを幕の天井にあるループに掛けて吊り下げます(青い矢印)。
続けて左右にある6つのフックを幕のループに掛け(赤い矢印)、最後にインナーテントの裾手前のループをペグダウンして完了です(黄色い矢印)。
嫁
それからこの写真ではインナーテントを右に設置してますが左右どちらでも設置が可能です。
つまり、やろうと思えばインナーテントをもう1つ買って2つのインナーテントを左右に同時に設置することも出来るのですが…
ほひょ
高さがある故にファスナーの開け締めがちょっと大変
サーカス720DXの高さは220cm。
十分な高さがあることも魅力の1つですが、逆にそれが少し不便でもあるのです。
それがこのファスナーの開け締めです。
幕の跳ね上げの際は、これを高さ220cmまで開けなければならないのですから。
嫁
特に背が低い人は椅子やRVボックスを台にしてファスナーの開け締めをすると良いと思います。
インナーテント設置側のファスナー開け締めはもうちょっと大変
そして結構面倒なのが、インナーテントを設置した側の跳ね上げです。
写真を御覧ください、インナーテントが開いてますね。
これはサーカス720DXのリア側ですが、赤い矢印の方向にファスナーを開ける際は…
- インナーテントの出入り口を開ける
- 靴を脱いでインナーテント内に入る
- 最後は背伸びをしてファスナーを開ける
つまり跳ね上げの為にわざわざインナーテント内に入らなければならず、気軽に開けられるものではないのが難点なのです。
これがサイドフラップ付きのフロント側だともっと大変。
- 幕のファスナーを出来るところまで開ける
- サイドフラップのファスナーを出来るところまで開ける
- インナーテント内に入る
- 両方のファスナーを一番上まで開ける
- サイドフラップのファスナーを締める
サーカス720DXの魅力の1つであるサイドフラップが、実はファスナーの開け締めに邪魔な存在なのです。
嫁
いずれにしてもファスナーの開け締めはインナーテント出入口を開け中に入って行う、ということに変わりありません。
キツいのが雨の日ですね。
靴も脱がなきゃだしインナーテントを開けて幕の跳ね上げをするわけですから。
ほひょ
最後に:ファスナーはインナー設置前に開けるべし
サーカス720DXを立ち上げたら、インナーテントを設置する前に幕を跳ね上げたほうが絶対楽です。
そして夜になってもフルクローズしないで開けっ放しで寝てもアリだと思います。
もちろん雨の日はさすがに厳しいですが、マットとシュラフさえしっかりしたものがあれば真冬でもない限り問題ありません(11月の新潟でこれをやりました)。
嫁
ただこのファスナーの開け締めさえ慣れてしまえば、色んな形が楽しめるサーカス720DXは本当に素晴らしいテントです。
いっそのことインナーテントなしでキャンプするのもいいかもですよ?