加えてデザイン性も重視し考えた末に購入したのが…
オガワのヴィガスです。
居住性に関しては予想通り素晴らしいものでしたが、もちろんデメリットがなかったわけではありません。
嫁
この記事はogawaヴィガスを設営・宿泊・撤収して実際に感じたメリットデメリットについてのもの。
ヴィガス購入で悩んでいる方の参考の一助になれば幸いです。
2022年にデメリットをことごとく改良したヴィガスⅡが発売されました(これは素晴らしい)。
ogawaヴィガスの基本情報
使用人数 | 1~3人 |
重さ | 9kg |
サイズ | 356×258×高さ192cm |
素材 | ポリエステル 対水圧1800mm |
出入口 | 4か所 |
ポール本数 | 4本 |
インナーテント | アリ |
グランドシート | ナシ |
付属品 | ペグ12本 |
ガイロープ2.5m4本 | |
アイアンハンマー |
ogawaヴィガスの良い点
- 前室が広く高い
- 前室3方向メッシュで風通し抜群
- シェルターとして使用可能
- タープなしでもいける!
- ハンマーが付いてくる
前室が広い!高い!
ヴィガスの前室は横幅225cm×奥行195cmのゆったりスペース。
加えて高さ最高部は192cmと圧迫感を感じない仕様です。
もちろん長さ120cmのラックも余裕で入るので、収納スペースで悩むこともないでしょう。
前室3方向メッシュで風通し良
前面パネルと両側面がメッシュになり、暑くて虫の多い夏には有難い仕様。
これで後部もメッシュになれば言うことなしでした。
※2021年に生産されたヴィガス、2022年のヴィガスⅡは後面メッシュ付です。
シェルターとしても使用可能
寒い冬以外ならばこのインナーテントなしというのもいいですね。
加えて設営も撤収も楽になります。
タープなしでもいける!
ソロならタープなしでキャンプを十分に堪能出来る!ということでヴィガスを購入した人も少なくないでしょう。
写真のように前面パネルを跳ね上げなくても全く問題なくキャンプを楽しめるくらいですから。
ハンマーが付いている
付属ハンマーは珍しい!
しかもなかなかの良きもの。
ちなみに付属ペグも頑丈なものですが12本しかないのが泣けます(;^_^A
スカート部分もペグダウンするならばソリステでも買い足しましょう。
ogawaヴィガスの悪い点と注意点
- 純正ガイロープが微妙
- ポールの差し込みが固い
- 前室にランタンフックがない
後部フライにメッシュがない- インナーテントのグランドシートがない
純正の白いガイロープが微妙
この純正の白いガイロープと金色の自在金具は個人的に無理でした。
ほひょ
加えてこのように前面パネルを張り出すには付属のガイロープ4本では足らず、結局2本別に用意しなければなりません。
そんなわけで…
このヴィガスの色に合うと思うガイロープそして自在金具の購入をおススメします。
嫁
ポールの差し込みが固過ぎる
ヴィガスは個人的に8つ目のテントですが、その中で一番ポールの差し込みに苦労しました。
嫁
設営3度目からポールがなじんで設営が楽になりましたので、そうなるまでは2人で設営した方が良さそうです。
ヴィガスの取説にも「テントは必ず2人以上で組み立てて下さい」と書いてあります。1人での設営は自己責任でお願いします。
全室にランタンフックがない
ヴィガスで非常に残念だったのが前室にフックがないことでした。
嫁
ガイロープをはわせて対応するしかないですね。
後部フライにメッシュがない
前室は3方向がメッシュになりますが、残念ながら後部はありません。
何となく中途半端な感が否めません…。
※先述の通り2021から生産されたヴィガス・ヴィガスⅡは後面もメッシュがあります。
インナーテントのグランドシートがない
インナーテントを設置するならグランドシートは欠かせません。
ところがです…
別売りのグランドシートがあるにはあるのですが、6千円以上するのです。
そんなわけで自作することにしました。
千円もしないユタカシートを、インナーテントの底面積より縦横10cm短い210×140cmに切ってグランドシートにしました。
ユタカシートは丈夫ですし、見える部分ではないのでこれで十分でございます。
最後に:総じてヴィガスはとても良いテント
ポールの差し込みが固く最初はこんなぼやきもあったものの、今ではポールが馴染んで設営が楽になりました。
何よりも居住性が抜群ですし1年を通して使えてタープいらずで大変便利と感じます。
インナーテントに3人はちとキツいですが、ソロ&デュオキャンメインならばかなり快適なキャンプとなること間違いなし!
ほひょ