結論から言うと、楽チンです。
ポールも含めた総重量が24キロあるのは少々ネックですが、立ち上げに要する時間は慣れれば1人でも15分くらいで完了します。
ほひょ
今回はインナーテント設置とスカート部分のペグダウンを含まない、必要最小限の設営手順を紹介致します。
サーカス720DXにクロスポールを固定するまでの手順
それでは最初に幕とポールを固定する作業を初めます。

まずサーカス720DXの幕を広げたら、クロスポール2本の根元となる矢印の計4箇所をペグダウンします。
その際に4箇所を結ぶ黒いベルトが四角形になるようにしてください。
理想は90度ですが大体でいいです。
ほひょ

なお4箇所のペグダウンはこのように黒いゴムに行います。

では今度はこの重たいクロスポールを組み立てます。

手前の短いポールはサイドフラップを立ち上げるアップライトポールですので今回は使いません。

それでは今度はクロスポールをサーカス720DXの幕に固定する作業に入ります。

このようにベルトをリング内に通したら…

マジックテープで固定するだけ。
これを1本のポールに3箇所行いますので、ポール4本で計12箇所になるわけですね。

今度はクロスポール根本にポールピンを刺す作業です。

この刺さっていないポールピンは、アップライトポール用のもの。

それからリア側はこのようにアップライトポールのピンはありません。

続けて今度はポールがクロスしている部分にガイロープと幕のゴムひもを固定するわけですが…

注意するべき点は2つです。
- ガイロープは内側のポールに、黒いゴムは外側のポールに固定する。
- 黒いゴムは2重にしてポールに通す。
サーカス720DX立ち上げ前にしっかりと確認しておきましょう。
ガイロープと黒いゴムを逆にしてしまうとクロスポール結合部分に負荷がかかってしまう恐れがあります。
さぁここまで来たら後は立ち上げるだけです!
サーカス720DXを立ち上げる

先程の写真の流用になりますが、このようにガイロープを手前にググッと引っ張ってください。

そして矢印の部分をペグダウンします。

なおペグダウンはこのベルトに行い…

こうして引っ張って、テンションをかけましょう。

反対側も同じく立ち上げると、写真のように最初に打ったペグ4本に加えて今回の2本のペグだけで自立します。
嫁
なお立ち上げ終わって幕にシワが出ている場合が結構ありますが、これは最初に打った4本のペグの位置が適切でない場合によくある現象です。

サーカス720DXの中に入ってみましょう。
このように黒いベルトで四角形が出来ていますが、これがピンと張ってある状態が正常なのです。
ベルトが緩い箇所があったらサーカス720DXの外に出て、その箇所のペグを抜いてクロスポールを手前に引っ張ってみてください。
すると黒いベルトがピンと張られ、シワもなくなります。
ほひょ
サーカス720Xにガイロープを張る

サーカス720DXの固定に必要なガイロープは全部で12本。
まずはクロスポール先端のガイロープを最初に張ります。

これを計4箇所行います。

続けてベルトをクロスポールに固定します。

これを1本のポールに2箇所、ベルトをクルッと回して中に通したら…

このようにまとめてペグダウンしましょう。
これを全部で4組行います。

完成です。
それからサーカス720DXのリア側の真ん中にもガイロープを張ると、サーカス720DX内が若干広がりますのでオススメです。
ほひょ
なおインナーテントの設置方法に関してはこちらの記事をどうぞ。
タープにもテントにもなる【サーカス720DX】

寝る時はフルクローズして、それ以外はこのように跳ね上げてタープのようになるサーカス720DX、素敵です。
そしてピラミッド型のインナーテントの設置がとても楽なのも魅力ですね。
嫁
ただ大きなテントですしポールを重くすることで安定させているのでこれは仕方ないです(汗)。
一人二役を演じることが出来る素晴らしいテントですよ♪
