キャンプギアを買おうとする動機は様々です。
私の場合は「見た目」から入り、続けて「機能」そして最後は…「金額」でしょうか(;^ω^)
村の鍛冶屋スクエアケトル、斬新な真四角のデザインは申し分ありません。
では機能面はどうなのか、そして値段はそれに見合うだけのものなのか?
今回は村の鍛冶屋スクエアケトルを実際使ってみて分かった、メリットとデメリットをお伝えします。
ほひょ
村の鍛冶屋スクエアケトル基本情報
容量 | 700ml |
重さ | 約600g |
材質 | ステンレス |
大きさ | 16×16×高さ5cm |
使用可能熱源 | IHにも対応 |
娘
結論:買って良かった
ケトルの形とは?と聞かれて多くの人が想像するのは底が円形のものでしょう。
実際キャンプに興味がない人に村の鍛冶屋スクエアケトルの写真を見せる度に「これがケトル?かっこいいね!」と何度も言われました。
そしてこのケトルの良いところは、デザインだけではないところ。
ほひょ
ではこのスクエアケトルの良さをご覧ください。
未使用時は完全フラット
村の鍛冶屋スクエアケトル未使用時は、写真のようにハンドルが溝に収納されるので完全にフラットになるというのが素晴らしい。
というのもケトルって丸かったり取っ手が邪魔だったり蓋がすぐ取れたりと、収納面で意外と大変なんですよね。
フラットだからその上にモノを置いても安定感がありますし…
普通のケトルだったから考えられないような、立てて収納出来るのも良きですね。
娘
よくぞ聞いてくれました!
実はこの村の鍛冶屋スクエアケトルのフタの機能がミソなのです。
外れない・蒸気を逃がすお利口なフタ
スクエアケトルのフタにはツメがついておりまして、フタを時計回りにまわしますと…
カチッとハマりましたね。
これがケトルを立ててもフタが外れない理由です。
加えてフタに6つの溝があるのがおわかり頂けるでしょうか?
このフタの溝がケトル本体との間に隙間を生じさせ、湯気を横方向に逃がす仕様になっています。
お湯を沸かしても湯気がケトルのハンドル部分に当たらず、ハンドルが熱くなるのを防いでいるのです。
IHにも対応
スクエアケトル、キャンプだけでなく自宅IHでも使えるというのが嬉しいですね。
我が家では毎日コーヒーのお湯を沸かすのにガンガン使っております。
娘
娘よそれは言うな(;^ω^)
お湯がすぐに沸く!
- 最大容量が700mlと一度に多くのお湯を沸かせないけど…
- 底は16×16cmと熱を受ける面積が広い
そんなわけでお湯が速く沸くというメリットがあるのです。
そもそも私がこのケトルに魅せられた理由の1つがこの少ない容量。
実際キャンプで大きなケトルを使ってみて気づいたのが「お湯はそれほど使わない」ということでした。
必要な時にすぐにお湯が沸くこのケトル、そんな私にピッタリだったのです。
娘
…もちろん不満点がないわけではありませんよ(;^ω^)
少し気になったところ
村の鍛冶屋スクエアケトルを使ってみて気になったところをいくつか。
意外と重かった
スクエアケトルの重さは600gで、最初に持った時は「ほーぅ意外と重いのね」という印象でした。
ほひょ
登山で持って行こうとするには不向きかな。
コーヒードリップにも対応というのは微妙
…という触れ込みでしたが使ってみて分かったのは、これでコーヒーの粉に「の」の字を描きながらちょろちょろと注ぐのはちと無理がある、ということでした。
結局スクエアケトルで沸かしたお湯を従来通りコーヒーポットに注ぎ、そしてコーヒーポットで「の」の字を描きつつコーヒーを淹れてます(;^ω^)
注ぎ口にフタがない
キャンプでガスバーナーを使うなら何ら問題ありませんが、焚き火でお湯を沸かそうとすると心配なのがスクエアケトルの注ぎ口にフタがないことでしょうか。
薪の燃えカスが宙に舞い、この注ぎ口に運悪く落ちるということもあり得るかもしれません。
最後に
村の鍛冶屋スクエアケトルを使ってみてわかったメリットとデメリットをお伝えしました。
しかし挙げたデメリット、個人的には問題ないという印象です。
お湯を沸かすだけなので手荷物を減らしたいならば、片手鍋併用でも別に良いといえば元も子もないですけども…
カッコ良いケトルの存在でキャンプが数倍楽しくなります(言い過ぎとは思いません)。
また頑丈なつくりということもあり、5千円を超えるお値段は妥当だと言えるでしょう。
キャンプでも自宅でも大活躍のカッコ良い「村の鍛冶屋スクエアケトル」…
ほひょ