「藤助小屋キャンプ場」実は存在しない場所だった?

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新潟県五泉市を流れる早出川はやでがわの支流「仙見川せんみがわ」沿いに、「藤助小屋とうすけごやキャンプ場」と呼ばれる無料のキャンプ場があります。

敷地も広く景観も良くキャンパーには人気のスポットとなっておりますが、不思議な事に五泉市観光協会のキャンプ場一覧には掲載されておりません。

はてこれはおかしいと思い五泉市観光協会へ問い合わせたところ…

藤助小屋は五泉市では管理していない民間施設である。

との回答がありました。

ではあそこでキャンプをすることは駄目なのか?しかも小屋らしき建物も見たことがない。

…謎は深まるばかり。

そこでさらに五泉市観光協会へ、藤助小屋キャンプ場についていくつか質問をさせて頂きました。

藤助小屋キャンプ場の場所


わかりやすいように桜の花見で有名な村松公園からのアクセスを紹介させて頂きます。

 

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ナビに従い細い道を走っていくと、踏切の警報器が見えてきます。

すると川に向かって石畳いしだたみの道があるのがお分かり頂けるでしょうか。

 

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この道を車で下っていくと…

 

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思わずテントを設営したくなるような広場に出ます。

 

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そして目の前には夏じゃなくても水遊びをしたくなるくらい綺麗な仙見川せんみがわが流れてるという。

 

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なお仙見川に流れる小川がキャンプ場を二分しているようですが…

 

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ここを車で横断することも可能。

何となくワイルドな気分になるのは私だけでしょうか(笑)

 

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その奥もキャンプをするには十分の土地が広がってます。

ほひょ

人気なのもうなずけますね。

それでは本題に入りましょう。

 

質問①藤助小屋が民間施設という噂は?

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ここ夏針なつはり地区に住んでいる方々の情報によれば、藤助小屋とうすけごやはその昔確かに民間施設であったそうです。

ただし、バンガローやコテージに似た民宿として経営していたらしく、キャンプ場としては経営はしていなかったということでした。

補足

かつての藤助小屋は小屋泊りメインでテント泊もあったそうです。

なお小屋とはいえ本館と分館があり、それぞれ90人・30人が宿泊出来た施設で夏は小中学の林間学校としてもにぎわっていたとのこと。

藤助小屋の名称はかつての管理人「渡辺家」の屋号「藤作」からとったそうで、老夫婦で経営し売店もあったそうです。

というわけで、民間施設は残念ながら今現在は営業していないということがわかりました。

それではここでキャンプは出来ないのでしょうか?

 

質問②藤助小屋キャンプ場でキャンプは可能なのか?

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キャンプは禁止していないとの回答を頂きました。

デイキャンだろうが宿泊だろうが構わない、そう言われました。

ほひょ

キャンプOKってことですね。

では何故このようにテントを設営出来そうな場所になっているのかというと、新潟県が主体となって実施した整備事業によるものである、とのことでした。

 

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そもそも「藤助小屋キャンプ場」と呼ばれるこの場所は、300mほど下流にある「仙見川ふるさとづくり河川公園」の敷地の一部である、というのが五泉市観光協会の認識だそうです。

ほひょ

ということは藤助小屋キャンプ場という名前は正式名称ではないという事なのかな。

 

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ちなみに藤助小屋キャンプ場(この記事ではそう呼びます)に隣接するこのトイレも、「仙見川ふるさとづくり河川公園」の一部であるとのことでした。

 

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トイレは無料なのにとても綺麗です。

 

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トイレも含めここ一帯は「五泉市都市整備課」が管理しているのですね。

 

質問③焚火そして直火は可能か?

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焚き火はOKとの回答でした。

ほひょ

直火も大丈夫です。

ただし当然ではありますが芝生の上などでの直火は禁止です。

 

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…これはアウトな気がしますが(;^ω^)

普通に焚き火をやれば何ら問題ないのでキャンパーには嬉しい話です。

 

藤助小屋キャンプ場まとめ

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  • ここでのキャンプは宿泊も可能。
  • 焚き火は直火も可能だが無論芝生の上はNG。
  • 藤助小屋キャンプ場は正式名称ではなく、仙見川ふるさとづくり河川公園の一部である。

藤助小屋はかつては民宿でキャンプ場ではなかったというのが何よりも驚きでした。

でもそれがここのキャンプ場の名前の由来ってことですものね。

 

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無料の場所で皆がテントを張ってるからキャンプも可能なのだと思いきや、実はキャンプ泊は禁止されていたなんて事例もあります。

「知らぬ間に決まりを破っていた…」

そうならない為にも、地方公共団体へ宿泊キャンプや焚火の可否を聞くことも必要なのかもしれません。

 

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ここ藤助小屋キャンプ場ではキャンプ泊も焚火も可能というお墨付きを頂きました。

これで安心してキャンプ出来ますね。

またこの記事作成に関し、私からの質問にも1つ1つ丁寧に回答してくださった五泉市役所商工観光課と五泉市観光協会の担当者の方々に、感謝申し上げます。

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