五泉市を流れる早出川の支流「仙見川」沿いに、「藤助小屋キャンプ場」と呼ばれる無料のキャンプ場があります。
敷地も広く景観も良くキャンパーには人気のスポットとなっておりますが、不思議な事に五泉市観光協会のキャンプ場一覧には掲載されておりません。
はてこれはおかしいと思い五泉市観光協会へ問い合わせたところ…
との回答をいただきました。
ではあそこでキャンプをすることは駄目なのか?しかも小屋らしき建物も見たことがない。
…謎は深まるばかり。
そこでさらに五泉市観光協会へ、藤助小屋キャンプ場についていくつか質問をさせて頂きました。
藤助小屋キャンプ場の場所
わかりやすいように桜の花見で有名な村松公園からのアクセスを紹介させて頂きます。
ナビに従い細い道を走っていくと、踏切の警報器が見えてきます。
すると川に向かって石畳の道があるのがお分かり頂けるでしょうか。
この道を車で下っていくと…
思わずテントを設営したくなるような広場に出ます。
目の前には水遊びをしたくなるくらい綺麗な仙見川が流れ…
仙見川に流れる小川がキャンプ場を二分しているようですが…
ここを車で横断するのです。
何となくワイルドな気分になるのは私だけでしょうか(笑)
その奥もキャンプをするには十分の土地が広がってます。
ほひょ
それでは本題に入りましょう。
質問①藤助小屋が民間施設という噂は?
ここ夏針地区に住んでいる方々の情報によれば、藤助小屋はその昔確かに民間施設であったそうです。
ただし、バンガローやコテージに似た民宿として経営していたらしく、キャンプ場としては経営はしていなかったということでした。
ということはここはキャンプ場でないのでしょうか?
質問②藤助小屋キャンプ場でキャンプは可能なのか?
禁止はしていないとの回答を頂きました。
デイキャンだろうが宿泊だろうが禁止はしていないと、そう言われました。
ほひょ
では何故このようにテントを設営出来そうな場所になっているのかというと、新潟県が主体となって実施した整備事業によるものである、とのことでした。
そもそも「藤助小屋キャンプ場」と呼ばれるこの場所は、300mほど下流にある「仙見川ふるさとづくり河川公園」の敷地の一部である、というのが五泉市観光協会の認識だそうです。
ほひょ
ちなみに藤助小屋キャンプ場(この記事ではそう呼びます)に隣接するこのトイレも、「仙見川ふるさとづくり河川公園」の一部であるとのことでした。
トイレは綺麗な部類です。
トイレも含めここ一帯は「五泉市都市整備課」が管理しているのですね。
質問③焚火そして直火は可能か?
焚き火はOKとの回答でした。
ほひょ
ただし当然ではありますが芝生の上などでの直火は禁止です(汗)。
…これはアウトな気がしますが(;^ω^)
普通に焚き火をやれば何ら問題ないのでキャンパーには嬉しい話です。
藤助小屋キャンプ場まとめ
- ここでのキャンプは宿泊も可能。
- 焚き火は直火も可能。
- 藤助小屋キャンプ場は正式名称ではなく、仙見川ふるさとづくり河川公園の一部である。
藤助小屋はかつては民宿でキャンプ場ではなかったというのが何よりも驚きでした。
でもそれがここのキャンプ場の名前の由来ってことですものね。
無料の場所で皆がテントを張ってるからキャンプも可能なのだと思いきや、実はキャンプ泊は禁止されていたなんて事例もあります。
「知らぬ間に決まりを破っていた…」
そうならない為にも、地方公共団体へキャンプや焚火の可否を聞くことも必要なのかもしれません。
ここ藤助小屋キャンプ場ではキャンプ泊も焚火も可能というお墨付きを頂きました。
これで安心してキャンプ出来ますね。
またこの記事作成に関し、私からの質問にも1つ1つ丁寧に回答してくださった五泉市役所商工観光課と五泉市観光協会の担当者の方々に、感謝申し上げます。
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五泉市森林公園キャンプ場「こんなに綺麗なのに無料って素晴らしい♪」