先週(と言っても2018年2月です)、スノーピークから一本の電話が来ました。
その内容とは…
スノーピークHQキャンプフィールドを年間利用できるフィールドパスポートの案内でした。
…むむ、これってお得? その中身を検証してみましょう。
フィールドパスポートでキャンプし放題
これさえあればガンガンキャンプ出来ます!おすすめです!
ついに出た、という感じでしょうか。
さてこのパスポート、どんなメリットがあるかというと…
- お金を支払う手間が省かれる分、受付がスムーズになる
- 宿泊回数が多いほどお得
- チェックアウトの時間を気にせずキャンプを楽しめる
①②は当然といったところですが、特筆すべきは③です。
スノーピークのキャンプ場のチェックアウトは昼の12時で、それ以降もキャンプを続けたいとなるとデイキャンプの追加料金を支払わなければなりませんでした。
それがこのフィールドパスポートがあると、追加料金なしで延長デイキャンプを楽しむことが出来るのです。
ほひょ
これはお値段次第では是非とも購入したい!
実際今までで一番お世話になってるキャンプ場がスノーピークHQですもの。
さて気になるそのお値段は?
フィールドパスポート「意見がわかれる価格設定」
※引用元:スノーピーク
ファミリー | 39,800円(税込) |
ソロ | 19,800円(税込) |
このようにフィールドパスポートは2種類あり、それぞれ有効期限は購入日から1年となります。
なおファミリーパスポートに関しての特記事項としましては、
- 一家族6名までだけど友達同士もOK
- テントとタープはそれぞれ1張りのみ
- フィールドに入る車も1台だけ
ファミリーパスポートでも、6名以内であれば友人同士でも良いのは素晴らしいですね。
友人同士でもテントとタープそれぞれ1張、車は1台は変わりません。
ただ例外もありまして…
Snow Peak Wayなどのイベント開催期間の使用は対象外です
ほひょ
最近になってSnow Peak Wayや雪峰祭などのイベント時にもフィールドパスポートが利用できるようになりましたから、パスポートの利便性はかなり向上したと言えます。
ではこのフィールドパスポートの元を取るには一体1年に何回行けばよいのでしょうか?
フィールドパスポート「1年に何回行けば元が取れる?」
検証してみましょう。
まずは2023年度のスノーピークキャンプ場基本料金をおさらいです(全て税込価格)。
大人 | 小学生 | 幼児 | |
宿泊 | 1,650円 | 550円 | 無料 |
デイキャン | 550円 | 330円 | 無料 |
独断でファミリーキャンプの平均人数を大人2人小学生2人の計4人と仮定します。
この場合ですと1回のキャンプに支払う金額は計4,400円。
年間9泊だと39,600円そして年間10泊で44,000円。
ファミリーの年間パスポートは39,800円ですから、延長デイキャンを含めないで大人2人子供2人の場合年間10泊しないと元がとれない計算です。
10回かぁ… さらにオフシーズンだと宿泊料金が若干安くなるのも注意が必要です。
冬キャンプも含めて
なんてニコニコしても損してたりするわけね。
あと電源サイトに関しては、
フィールドパスポートを持っていても電源サイト利用時は別途3,000円を支払う必要があります。
ほひょ
ちなみにソロキャンプの年間パスポートは19,800円。
年間12泊で同じ19,800円かかるということは、年間13泊すると1回分お得という感じかな。
熱烈なスノーピーク愛の人なら、この回数も可能かもしれませんね。
フィールドパスポート「こんな裏技が!」
撤収時があいにくの雨模様で、テントが濡れたままで撤収なんて経験をしている方も少なくないと思います。
ところがです!このフィールドパスポートを持っていれば、濡れたテントはそのままにして自宅に戻ることも可能なのです!
そして晴れた日に再度HQを訪れて撤収すればいいわけですね。
嫁
ただ、これはHQ近くに住んでいる人じゃないとなかなか出来ませんよね。
しかもこの裏技、HQのスタッフに聞いたのですがあまりやってほしくないんだとか。
ほひょ
テントも痛むし何よりもその場所に設営したい人が出来ないってことになりますからね。
1年間に同じキャンプ場に何回行きますか?
去年(2017年)にスノーピークHQキャンプフィールドへ何回キャンプしたんだろうと、振り返ってみました。
そしたらHQでテント張ったのは、
家族で5回、ソロで1回の計6回でした。
ほひょ
皆さん同じキャンプ場に1年間でどれくらい行ってますか?
結論として
結論としてこのパスポートは…
- 家族友人と年間10回以上は余裕でスノーピークでキャンプする人
- とにかくスノーピークが大好きな人
- 撤収時間を気にせずのんびりしたい人
そんな人向けですね。
あとキャンプ場で連泊を多くする人向けでもあると思います。
ただほとんどの人が1泊でキャンプを終えることを考えると、このパスポートの最大の恩恵は延長デイキャンプが無料という点でしょう。
ただ、スノーピークはブヨのメッカなので連泊して皮膚がぼこぼこになって帰宅する可能性は十分にあります(笑)