- もう少しボックスの幅があればこのキャンプギアが入るのに…
- 持ち物のサイズに合わせたボックスが欲しいな。
そんな悩みを解決する為に新たにボックスを買うのもいいでしょう。
でも自分の希望のサイズのボックスがない場合は…自分で作るしかありませんね!
「でも材料費は出来れば安く抑えたい」
というわけで、今回はかなり安い杉野地板を用いて作成しました。
木材はトータル約1,100円です!
ほひょ
ボックス作成に必要な材料とその寸法
今回使用した杉野地板は太さ12mmで横幅115mmと225mmのもの。
それで350×350×650mmのボックスを作成します。
それらを図面通りに切断しました。
取っ手付側板 | |
12×115×340mm | 2枚 |
12×225×340mm | 2枚 |
12×58×364mm | 2枚 |
取っ手無側板 | |
12×115×650mm | 2枚 |
12×225×650mm | 2枚 |
底板 | |
12×115×364mm | 5枚 |
天板 | |
12×115×674mm | 3枚 |
19×38×340mm | 2本(ワンバイツー) |
杉野地板はザラザラなので、寸法通りに切った後はサンダーによる表面削りは必須です。
それからビスは2種類を使用。
- 太さ2.6mm長さ32mm
- 太さ2.6mm長さ20mm
杉野地板の厚さは12mmしかないので、板と板を重ねた24mmを固定する際は20mmのビスを、その他は32mmのビスを使用しました。
まずはボックス側面を作成
まずは取っ手付側板から作成します。
重ね合わせると高さ340横340となります。
このように2枚の板をボンドで固定したら…
さらにボンドでボックスの取っ手となる58×364mmの板を貼り付け、ボンドがある程度乾いたら長さ20mmの極細木工用ビスで止めます。
なお取っ手部分の両側がそれぞれ12mmずつ飛び出ていることに注意しましょう。
そしてその飛び出た部分に杉板を当てたらコーナークランプ等で固定し…
今度は長さ32mmの木工用ビスを等間隔に打ちます。
- ビス止めする前に必ず太さ2mmのドリルで下穴を開けておくこと。
- 長い方の側面の板も2枚をあらかじめボンドで固定しておいたほうが無難。
それでは今度はボックスの底板をビス止めする作業に入ります。
底板はすのこ状でやってみた
今回私は底板をこのようにすのこ状にしましたが、もちろんここはお好みで隙間をなくしてもいいですね。
115×364mm板を5枚等間隔に並べます。
さらに私はこのように細長い板(45×650mm)2枚を追加してビス止めしてみました。
まぁなくても良いものですが、以前購入した木箱にはあったのでそれを真似てみたのです。
ビスは貫通しないように長さ20mmと32mmの使い分けは徹底しましょう。
完成です。
このままでもいいですけども、せっかくなのでこの蓋も作ってみましょう。
ボックスには蓋があれば何かと便利
私の場合、ボックスに座れるほどの強度は求めてないので蓋もすのこ状にしました。
使用するのは杉板115×674mmを3枚、ワンバイツー材(19×38×340mm)を2本です。
まずはこのようにボンドをつけずに並べたら…
真ん中だけを残してワンバイツー板を木枠の中にきちんと入る位置にボンドで固定。
ボンドがある程度固まったら(もしくはクランプで固定する)、ひっくり返して32mmのビスを打ちます。
後は残りの2枚を貼り付けるだけですね。
完成です。
ビス止めの間隔もしっかり揃えることで見栄えもよくなりますね。
人が座ることは出来ませんが、この蓋の上にダッチオーブン等の重いものでなければ普通に載せることは出来ます。
さらにお好みでこのように色を塗ってもいいですね。
今回私が使ったのはこちらです。
ほひょ
自作ギアでキャンプに行こう
市販されているボックスももちろん良いですが、自分の思い通りの寸法・仕様にすることが出来る自作ボックスも素晴らしいと思います。
さらに安い杉野地板を使えばお財布にも優しい♪
そして今回はやりませんでしたが、ボックスの中を自由自在に仕切りをつけることが出来るのも、自作の醍醐味でもあります。
スキレットが縦に入れられるの探してて無かったから作った奴です(ゝω・´★)メラニン加工板とか安くて使い安いですよ~☆ pic.twitter.com/JJzseGuJmo
— ゆるキャンおにぃ*@FF14🔰 (@lovekamisakuya) August 2, 2019
ナイスアイデアです。
これなら重いスキレットでも一発で取り出せますし他のギアに干渉しないから便利ですね。
ほひょ