越後の里親鸞聖人 西方の湯「温泉レビュー」怪しさ満点！でも泉質はホンモノです

新潟県内に住む人間ですら、「ここはヤバい匂いがする」と勘違いしている人の多いこと。

…いや、ヤバい匂いはあながち間違っているとは言えませんね。

とっても個性的な香りのする温泉ですから（笑）

そして、勇気を振り絞って是非温泉に入ってみて下さい。

館内も怪しさ満点の、「越後の里親鸞聖人 西方さいほうの湯」の温泉レビューです。

2012年3月
新潟県胎内市

越後の里親鸞聖人 西方の湯へのアクセスと基本情報

日本海東北道中条ICより10分程度の行程です。

「西方の湯」と書いてはあるものの、外観は宗教色が濃くて入るのに躊躇してしまいます。

ですがここはれっきとした一般客もウエルカムの温泉施設でありますからご安心を。

泡立つ黒い風呂は不気味の一言

と聞いてやってきたものの、薬品のような匂いですしこの異様な湯船にまずは軽くドン引きするはず。

最初に感じたのは「ヨードチンキの匂い！」かな。

温泉は熱めでして、ぬるめの湯も用意はされていたものの違いがわからなかったという…

「何か変な薬品でも投入していかがわしい人体実験でもしているのだろうか」

と変なことが頭の中をふとよぎりつつも、恐る恐る掛け湯をして大丈夫なことを確認していざ湯船にザブン！

この油のようなヨードチンキのような匂いに加えてしょっぱくて熱いお湯が、しばらくすると心地よくなってくるのです。

そんなわけで皆さま安心してご来店くださいませ。

それと内湯から外を見たところ…

と思ったのが、実は露天風呂だったことが判明。

内湯が結構な広さで十分楽しめるため、まぁそれは問題ないでしょう（ホントか？）。

西方の湯館内の様子

フロント前の様子です。

「ごめんくださーい」と大きな声を出してもなかなか出てきてくれませんでした。

こういう温泉施設あるあるなのでそれは想定内。

むしろ嫌いではありません。

そして温泉までの距離が結構ありまして、色んな展示物の見学が楽しめます。

値札も貼ってあったので恐らく販売もしているのかと思われますが、私の購買意欲は1mmも掻き立てられることはありませんでした。

この温泉施設が本気を出したら湯治客でにぎわうのかなぁと思いつつも、雑然とした館内を散策して楽しむのでありました。

西方の湯のまとめ

人が多くない温泉そして個性あふれるお風呂がお望みならば、ここで至高のひと時を味わえることでしょう。

それにしてもこれらは全て2012年に行き撮影したものですが、それ以前はもっと臭かったらしい（汗）

逆にこの雰囲気に耐えられない人は、すぐ近くにある、清潔感あふれる「塩の湯温泉 サンセット中条」に行くのでしょうね。

ちなみに私は物好きですので、この西方の湯がたまりません。

私と同じ物好きで変わった方にオススメの温泉です。

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