平成8年に建物全部が国の登録有形文化財に指定された東山温泉向瀧(むかいたき)にやってきました。
ここは会津若松市中心部からとても近い距離にあります。
市内の鶴ヶ城などを観光してすぐに温泉に入れる立地は素晴らしい♪
2004年10月26日
福島県会津若松市
向瀧 建物の外観、そして庭園が見事
私が泊まった部屋は第三希望でした。
特徴として、部屋は一つとして同じものはないそうです。
また建物もさることながら、庭の景色も素晴らしいです。
紅葉していればもっときれいだったことでしょう。
このような宿に泊まると必ず庭を散策するのですが、この日は雨がすごく、ただ旅館の中から庭の風景を眺めているだけでした…
向瀧 館内の階段が急です
チェックインを済ませ部屋に案内されるわけですが、その階段にびっくりです!
私たちの部屋はこの急な階段を上ったところにあるのですが、その奥にはまだ急な階段があります。
ここ向瀧の従業員数は約25人程度とのこと。
バブル期には倍の50人くらいいたそうですが、年配の従業員が多く若い人たちがなかなか従業員にならなかったとか。
その理由の一つが山の斜面にそのまま作ったこの急な階段の存在なのです。
ほひょ
ところが最近の不景気で、高卒の若い人が黙ってても集まってくるそうです。
廊下ですれ違う従業員の方々も若い人が多かったように思います。
向瀧 桔梗の部屋
こちらは私たちが泊まった桔梗(ききょう)の部屋の様子です。
桔梗の花で柱を飾っており、とても凝った作りです。
政治家犬養木堂(犬養毅のことですね)の書もありました。
向瀧のお風呂
向瀧には嬉しい貸切風呂があります。
貸切風呂は全部で3つあり、内側から鍵をかけられる仕組みになってます。
他に大浴場の熱めの温泉のきつね湯と、ぬるめの温泉さるの湯というのがあります。
ただこうして宿泊客の好みに合わせて温泉の温度を調整しているのは、とてもありがたいですね♪