新潟県三条市の旧下田村にある、景勝八木ヶ鼻のふもとに位置する八木神社に参拝してきました。
近くには八木ヶ鼻オートキャンプ場やいい湯らていなどの人気スポットがあり、気軽に参拝出来る場所です。
2017年10月24日
新潟県三条市
八木神社へのアクセス
北陸自動車道三条燕ICから40分程度の距離で、国道289号線からすぐの場所にあります。
駐車場は道を挟んで3台くらいしか停めるスペースがありませんが、未だかつて車がとまっているのを見たことがないので余裕です。
写真に見えるのが景勝八木ヶ鼻。
およそ200mの高さで岩肌が露出した断崖絶壁の、三条市旧下田村のシンボル的存在です。
ほひょ
それでは早速八木ヶ鼻のふもとにある八木神社へ行ってみましょう。
以前は八木ヶ鼻山頂に鎮座していた八木神社
八木ヶ鼻の麓にあるこの八木神社、かつては八木ヶ鼻山頂に鎮座していたそうです。
大同2年(807)に、八木大明神と守門大明神の二柱をここに勧請し、この地区の守護神としたのが八木神社の始まりと伝えられているとか。
境内は杉の木に囲まれ、よくあるあの鼻がツンツンする感覚です。
ほひょ
こちらが八木神社の拝殿。
参拝方法は二礼二拍手一礼です。
ほひょ
八木神社の御祭神
八木神社御祭神 | 解説 |
倉稲魂命 | 八木大明神(稲作の神) |
磐間戸命 | 守門大明神(門戸を守る神) |
さらに近年の吉ヶ平や大江・大谷の集団離村により、各鎮守社の神霊を合祀しております。
なお廃村となった吉ヶ平、今ではキャンプや釣りが出来るスポットになってます。
八木神社「境内の見どころ」
それでは八木神社境内には他にどんなものがあるのか見てみましょう。
新田重基が、祖先の新田義貞父子を祀る八木神社を訪れて詠んだ歌だそうです。
という感じかな。
にしてもここは新田義貞も祀ってるのですね…
こちらは推定樹齢500年以上の杉の木で、ここ下田地区の名木らしいです。
そして火の神を祀る不動堂でもそっと手を合わせましょう。
こちらは近くの八木橋を作った記念の花火打ち上げに使った筒らしいです。
弘化4年(1847)と書いてありました。
最後に
こうして見ると参道散らかり放題ですね(汗)。
落ち葉で敷き詰められた参道を歩くのもまた一興、でしょうか。
それからこの八木神社は観光スポットというほどのものではないです(罰当たり覚悟で)。
なおここは八木ヶ鼻、袴腰、高城の登山道入口でもあります。
近くの八木ヶ鼻オートキャンプ場やいい湯らていに訪れたり、登山に合わせて参拝するとよいでしょう。