謙信公のお墓は色んなところにあって少々戸惑うこともありますが…
新潟県上越市の春日山城で生まれた謙信公が、幼い頃より学問を学んだのがこの林泉寺。
ここに謙信公のお墓があるわけですから、まずはここを訪れてみましょう!
Contents
春日山林泉寺までのアクセスと基本情報
上信越道上越ICから車で約10分程度の距離です。

| 拝観料 (宝物館入館料込) |
大人500円 |
| 小中学生250円 | |
| 営業期間 | 通年 |
| 拝観受付時間 | 9:00~16:30 |
| 駐車場 | 約30台 |
| 電話番号 | 025-524-5846 |
境内に入るには拝観料が必要

駐車場から最初に見えてくるこの惣門、上杉謙信公により春日山城から移築された貴重なものだそうです。

そして惣門脇には拝観受付所がありまして、境内に入るのも拝観料が必要と新潟県では珍しいシステムです。
では境内に入ってみましょう。
山門の見どころ「大額と天井絵」

ここ林泉寺といえばこの山門ではないでしょうか。
今現在の山門は大正時代に再建されたもので、残念ながら謙信公によって建てられた山門は江戸末期に焼失してます。

山門上部にある大額に注目しましょう。
右から読むので「春日山」、さらにこの裏にも「第一義」の大額があります。
実際のものは後述する宝物館で見学することが出来ますよ。

それから山門の天井の龍の絵にもご注目ください。
ほひょ

謙信公は幼い頃よりこの林泉寺で、益翁宗謙和尚から禅のおしえを学びました。
その後謙信公はこの山門を林泉寺に寄進し、更に直筆の大額を掲げたそうです。
謙信公の名前は宗謙和尚の一字を頂いたのですね。
宝物館で御朱印を頂くことが出来ます

上杉ファンならこの宝物館は見逃せません。
恐らくご住職様なのだと思いますが、とても話し好きの方で上杉謙信や林泉寺にまつわる様々なお話をしてくれますよ。
嫁

この素晴らしい御朱印もこちらの宝物館で頂くことが出来ます(300円です)。

宝物館の中は写真撮影不可ではありますが、宝物館の外にあるこの釜は「好きなだけ撮ってください」と言われました。
ほひょ
本堂の5つの家紋に注目

本堂の屋根の上にある5つの丸、上越を支配した代々の領主の家紋が描かれているとご住職に教えて頂きました。
| 室町時代 | ①長尾家②上杉家 |
| 安土桃山時代 | ③堀家 |
| 江戸時代 | ④松平家⑤榊原家 |

緑豊かな境内です。
この林泉寺は室町時代の1497年に、長尾家の菩提所として創建されたのです。

ちなみに境内が綺麗な林泉寺、トイレもとても清潔でオシャレなのであります。
上杉謙信公のお墓参りをしよう

それでは1578年(天正6年)に春日山城で亡くなられた謙信公のお墓参りに行きましょう。

この階段を上っていくとお墓がありますが、写真は撮りませんでした。
加えて歴代城主のお墓と川中島の戦いでの戦死者の供養塔もあります。
是非足を運んでお参りしてくださいね。
最後に「他にも謙信公ゆかりの地を訪れてみよう」

上杉ファンの中には遠くから毎年ここを訪れるという方もいらっしゃるとか。
ほひょ
なお謙信公ゆかりの地をご参考までに。
米沢市「上杉神社」境内には景勝公や天地人直江兼続が祀られている松岬神社がある



上越市は確かに遠いです(;^ω^)
福島に行くのと変わらなかったりというか、むしろ福島方面のほうが近い?感じがするのは私だけかな。
でも上越は素敵なキャンプ場が多いです。
私は村上市と新発田市も好きだけど、それと同じくらい上越市が好きです。
釜は…住職なりのジョークだったと思うのですが(;^ω^)
中には撮影許可を出してるところもありますが、今回の林泉寺は不可でしたね。
林泉寺は過去に火災で焼失してまして、その時に破壊を免れた仏像があります。
それらが宝物館の中に展示されてました。
さらに山門の謙信公直筆の大額もあったりと、もしかしたらフラッシュによる劣化を防ぐという目的もあるのかもしれませんね(^^)
数年前に島根県の出雲大社に行ったのは本当にラッキーでした。
60年に一度の式年遷宮でしたから(´ω`*)
そういえば今年は長野の仁科神明宮も式年遷宮の年なんだよなぁ…