福島県郡山市に、東北のお伊勢さまこと「開成山大神宮」という神社があります。
お伊勢さまといえば三重県にある伊勢神宮のことを指しますよね。
そこで…
- 何故「開成山大神宮」が東北のお伊勢さまと呼ばれているのか?
- そしてその「開成山大神宮」の魅力とは?
これら2つを中心に紹介させて頂きます。
2017年12月24日
福島県郡山市
Contents
開成山大神宮へのアクセスと駐車場
東京方面から東北自動車道で来る場合、郡山中央スマートインターで降りるとより早く到着出来ます。
なお神社隣接の無料駐車場は広いです。
さらに道を挟んで隣にも無料の開成山公園西側駐車場があります。
開成山大神宮「伊勢神宮っぽい外観」
開成山大神宮の駐車場に車を止めたら、若干遠回りにはなりますが歩道を通って鳥居そして神門をくぐり境内に入りましょう。
実は多くの参拝者が手水舎奥にある駐車場から写真右の道を通ってくるため、鳥居をパスしてしまうのです。
開成山大神宮によく参拝に来る人ならそれもいいかもしれません。
ただ初めて訪れるのであればやっぱり鳥居をくぐって境内に入ったほうがいいですよね。
…一瞬狛犬の首がないと驚くはずです。
ほひょ
こっちは口が空いてるから顔があるってのがわかりますね。
開成山大神宮の御祭神
さてさて、手を合わせてお参りしますか。
日々生かして頂いていることに感謝しましょう。
ここ開成山大神宮の御祭神、凄いですよ~!
御祭神をそれぞれ解説 | |
天照大御神 | 皇室の祖先で日本人の総氏神です。 |
豊受大神 | 全産業の守護神です。 |
神倭伊波禮彦命 | 日本国を初めて治められた神武天皇です。 |
嫁
ちなみに山形県の宮内熊野大社も東北の伊勢と呼ばれてますが…
東北のお伊勢さまといえば一般にはここ開成山大神宮を指すようです。
開成山大神宮が出来た理由とは?
この神社が出来る前、このあたりは荒れ地だったとか。
何とか豊かな土地にして人も増やそうとなったわけですが、
- 村同士の土地トラブル
- 士族農民の次男三男坊の流入
これが原因で争いごとばっかりだったようです。
このままだと開拓がちっとも進まない…
そうだ、神社建ててお参りしてもらえばみんな仲良くなるかも!
よし、建てちゃおう!
じゃあ神社に祀る神様、どの神様にお願いしようかな?と考えた結果、
ほひょ
神宮の御分霊までの経緯
ところがです、伊勢神宮からの御分霊は前例がなかったんですね。
慎重に慎重に審議されたそうです。
それでも人々の熱心な働きかけもあって、ついに明治9年に神宮御分霊が認められました。
戊辰戦争では朝敵だった東北に、伊勢の御分霊が認められたのです。
ほひょ
最後に:ではなく、開成山大神宮の魅力はまだまだある!
これはこの神社に限ったことではないですが、多くの参拝者は拝殿のみ手を合わせるだけで帰ってしまっています。
伊勢神宮の御分霊が祀られている、福島県を代表する神社「開成山大神宮」…
駐車場に戻る前にもう少し境内を見て回りませんか?
ほひょ