ここはてっきり山寺という名前なのかと思ったら、
宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)
というのが正式名称なのだとか。
考えてみれば山寺ってそのまんまですものね…
2007年8月10日
山形県山形市
Contents
根本中堂から行くよー
登山口近くの無料駐車場に車をとめ、石段を上ってまずは根本中堂(こんぽんちゅうどう)へ。
実は立石寺といってもそんな建物はどこにもなく、中心となる本堂がこの根本中堂なのです。
ほひょ
あ、ついでに根本中堂にある招福布袋尊(しょうふくほていそん)も撫でておきましょう。
撫でて願い事をお祈りするのですが、考えることは皆同じ、頭がてっかてかでした。
一千二百年不滅の法灯は必見です!
根本中堂に来たらここも是非とも抑えておきたい!
一千二百年不滅の法灯です。
建立当時に比叡山延暦寺から法灯を移されたのだとか。
それから炎が一度も途切れることなく今日に至っているそうですよ。
ほひょ
日枝神社にもお参りしよう!
根本中堂から左へ真っ直ぐ向かうと日枝神社(ひえじんじゃ)が見えてきます。
大山に杭を打つ神ということでお山の神様ですね。
小銭に名前を書くと願いが叶う?
この大銀杏(おおいちょう)は山寺を開山した慈覚大師が植えた御神木。
続けてこの亀の甲石には、小銭に名前を書いてここに置くと願いが叶うそうです。
ちなみに私たちは10円に名前を書きました(せこいです)。
ここからはササッと見学
左から橋殿そして清和天皇御宝塔。
山形ならではのこけし塚。
芭蕉像そして有料の宝物殿。
ほひょ
真っ白い仏そして念仏堂。
そして幸福の鐘。
ここから有料 山門に突入です!
ここからがいよいよ本番です。
階段を登っていかなければなりません。
この石段を一段二段と登ることで、煩悩が消滅するそうな。
ほひょ
それと姥堂(うばどう)もお参りしておきましょう。
ここは慈覚大師が雨宿りしたところなのだそうな…
後生車で供養しよう
参道のあちこちにこんな角材に車がついたようなものがありました。
これは後生車(ごしょうくるま)といって、年若くして亡くなった人の供養なのだそうです。
ほひょ
山寺の見どころの1つ せみ塚
という芭蕉が書いた短冊を埋めて石の塚を建てたものです。
弥陀洞そして仁王門
これがさっぱりわからなかった弥陀洞(みだほら)。
長い歳月をかけて岩が風雨よって削られ、阿弥陀如来の姿を造りだしたのだそう。
一丈六尺(4.8メートル)の姿から丈六(じょうろく)の阿弥陀とも呼ばれ、善良な人には阿弥陀如来に見えるそうです。
…全く見えませんでしたけど?
近くにいた観光客の方も
と言ってました。
またその姿を見ることができた人には、幸福が訪れるとか。
ほひょ
そして、いよいよ仁王門が見えてきました!
山寺 後編に続きます。 山寺 後編 この景色が見たかった…