上杉神社に限らず、神社境内には様々な摂社・末社や見どころがあります。
特にここ山形県米沢市にある上杉神社境内は、米沢城があったこともあり境内はとても広く見るべきスポットがたくさんあるのです。
ほひょ
拝殿だけお参りして帰るのはもったいない。
その他参拝客にほとんどスルーされてしまう場所にも行ってみましょう。
2009年5月3日
山形県米沢市
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松岬神社「御祭神はあの直江兼続」ここは絶対に外せません
こちらは大河ドラマ天地人の主人公である直江兼続が御祭神の神社です。
米沢市まで来て、この上杉神社に来てここを参拝しないで帰るわけにはいきません。
そして祀られてるのは兼続公だけでなく、他に5柱が祀られております。
兼続公以外の御祭神 | |
上杉景勝 | 上杉謙信の後継者 |
上杉鷹山 | 米沢藩9代藩主 |
細井平洲 | 鷹山の師 |
竹俣当綱 | 米沢藩復興の功臣 |
莅戸善政 |
ほひょ
それにしても主君と家臣を一緒に祀っているというのが驚きです。
上杉家代々の守り神「春日神社」
こちらも是非訪れたい春日神社です。
奈良の春日大社を新潟県上越の春日山頂に分霊し、上杉家は代々春日神社を守り神として敬い続けました。
そんなことから上杉家の移封の際にも共に会津から米沢へと移したんですね。
上杉鷹山公「なせば成る なさねば成らん 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」
上杉鷹山公の有名な言葉ですね。
ほひょ
アメリカのジョン・F・ケネディ大統領やクリントン大統領が、日本人の政治家の中で一番尊敬している人物に上杉鷹山を挙げたとかなんとか?
くじけそうになった時、この言葉をつぶやくといいかもしれませんね。
稽照殿「直江兼続の遺品が展示されている」
こちら稽照殿では、謙信公・景勝公・鷹山公そして直江兼続公の遺品を中心に展示されております。
ほひょ
鷹山公に次ぐ名君「上杉曦山」の碑
上杉曦山公の碑です。
- 米沢藩12代藩主
- 奥羽越列藩同盟の盟主
- 藩政改革に注力し、鷹山に次ぐ名君とまで言われた
明治24年に上杉曦山を慕う旧藩士らにより碑が建立されたそうです。
ほひょ
慰霊碑「招魂碑」にも手を合わせよう
こちらは招魂碑です。
上杉謙信の遺骸が安置されている上杉謙信祠堂跡
柵の中にあるものは、上杉謙信の遺骸を安置した上杉謙信祠堂跡です。
新潟県の春日山城で亡くなり遺骸はそこに埋められたんですけどね。
上杉景勝の山形移封に合わせて遺骸もこちらに引っ越しとなりました。
ほひょ
米沢城址「伊達政宗生誕の地でもある」
ここ上杉神社の場所は、以前米沢城があったところであるというのは冒頭にも触れました。
戦国時代には伊達氏の本拠地が置かれていて、伊達政宗生誕の城としても知られています。
嫁
最後に:上杉神社境内は時間をかけて散策したい
上杉神社境内は見どころがたくさんあるのはおわかりいただけたと思います。
そして神社境内は他にもこのように見てるだけで心癒される場所があったり…
もともと上杉神社はあの伊達家の米沢城だった場所にありますから、伊達家と上杉家両方を楽しめる贅沢なスポットなのです。
拝殿のみの参拝もいいですが、ここ上杉神社は時間をかけて訪れたい場所です。