福島県中央に位置する郡山市から東へ約40kmのところに、日本を代表するどころか鍾乳石の種類と数では東洋一を誇る鍾乳洞【あぶくま洞】があります。
って思わずびっくりしてしまう鍾乳石の自然の造形にはただただ感心するばかり。
嫁
暑い夏だろうが寒い冬だろうが洞窟内の気温は1年を通して約15℃と一定。
ほひょ
なお近くには仙台平キャンプ場があり、そこでキャンプを楽しみつつあぶくま洞の鍾乳洞で探検気分を味わうことも出来ますよ♪
2018年12月25日
福島県田村市
Contents
あぶくま洞基本情報
東京方面からであれば、郡山JCTで東北自動車道から磐越自動車道に乗り換え、小野ICで降りていくのが一番無難です。
なお小野IC手前には建設中の田村中央スマートインターがあり、開通すればここから降りるというルートも良いかもしれませんね。
営業期間 | 年中無休 |
営業時間 | 8:30~17:00 (夏季17:30・冬季16:30まで) |
入場料 | 高校生以上1,200円 |
中学生まで800円 | |
小学生まで600円 | |
※探検コースは+200円 | |
見学所要時間 | 約40分 |
売店・食堂 | アリ |
駐車場 | 700台収容 |
電話番号 | 0247-78-2125 |
ほひょ
あぶくま洞は石灰岩採掘中に偶然発見された
駐車場には下から見上げるとクラクラしてしまうほどの広い石灰岩の壁がそそり立ってます。
約8,000万年という歳月をかけて創られたあぶくま洞も、実は発見されたのが昭和44年と最近の出来事。
ほひょ
うんちくはこれくらいにしていざあぶくま洞入口へ!
とはいっても…
入口から洞窟まで景色を眺めつつしばし歩きます。
そして坂を下ります。
ふぅ、入口から本当の洞窟入口まで結構歩きました。
今度こそ洞窟に入りますよ♪
出典元:あぶくま洞
さて洞窟の全長は約600mで所要時間は40分程度。
すいている時期であればもっと早く見終わるかもしれませんね。
あぶくま洞は福島県唯一の【恋人の聖地】
私達がここに来るのはこれで3度目ですが、このようなイルミネーションの演出は以前はなかったです。
子供が「うわー綺麗♪」とニコニコしておりました。
と、思う方もいるかもしれませんがイルミネーションは出入り口のみの演出ですからご安心を。
「恋人の聖地」とありますね。
ここあぶくま洞は、福島県内唯一の「恋人の聖地」の認定を受けた場所なのだとか。
ほひょ
気分は探検隊!子供も大人も楽しめる
洞窟内は年間を通じて大体15℃くらいなので夏は涼しく冬は暖かい…ということですが、湿度が結構あるので冬は結構暑いです(汗)。
嫁
そしてこのように鍾乳石に色んな名前がついてますが、あぶくま洞は鍾乳石の種類と数の多さではまさかまさかの東洋一の規模!
地下水が長い年月をかけてしたたり落ち、いわゆる溶食作用によってこのような様々な鍾乳石が形成されたというから驚きです。
それから途中でこのように一般コースと探検コースに分かれる場所があります。
探検コースに行きたい時は、常駐しているスタッフにここで追加料金200円を支払うのです。
なおこの2つのコースはあぶくま洞最大のホール「滝根御殿」で一緒になります。
洞内最大のホール【滝根御殿】
いわゆるここがあぶくま洞メイン会場で、高さが約30mもあるというから驚きです。
右の石筍(せきじゅん)が傾いていて、「滝根の斜塔」なんてシャレた名前なのも面白いです。
実はよく言う鍾乳石というのは、厳密に言うと「天井からつららのように成長したもの」のことを指しまして、私達はこれら石筍や鍾乳石を全てひっくるめて鍾乳石と呼んでいるのですよね。
嫁
これは螺旋(らせん)階段を登って上から見た滝根御殿。
滝根御殿には様々な石筍や鍾乳石があり、その近くにあるボタンを押すとそれら石筍・鍾乳石がライトで照らされるという演出もあります。
嫁
滝根御殿があぶくま洞のちょうど中間地点になります。
ここから写真の「龍宮殿」を抜け…
東洋一と言われる巨大な石筍の「クリスマスツリー」に圧倒され…
最後にこの「月の世界」をしばし眺め、これにてあぶくま洞探検ツアー終了です。
食堂・土産売場もあり充実した施設
出口手前にもイルミネーションがほどこされており、そこを出るとそのまま売店につながります。
出口の眼の前が売店というのは素晴らしい作りですね。
なお売店の2階は食堂になっておりまして、洞窟を歩き疲れたらここで休憩していくのも良いかもしれません。
今日はクリスマスということもあり、茅葺屋根の下にはツリーが飾られておりました。
うーん何というミスマッチでしょうか(笑)。
洞窟内を散々歩いた後はこの階段を登る気力すらおきませんが、阿武隈神社があるので気が向いたらお参りをしてみるのもいいですね。
嫁
最後に:あぶくま洞は素晴らしい♪
あぶくま洞では、洞窟探検という非日常体験を堪能することが出来て、かつ8,000万年かけて創られた自然の造形美に魅了される、素晴らしいではないですか。
毎年訪れたいというほどではありませんが、近くに来たらまた行ってもいいかなって場所であります。
嫁
それからもしあぶくま洞に飽きてしまったら、この近くに入水鍾乳洞という場所もあります。
ここはあぶくま洞よりも探検気分を存分に味わえる場所で、10℃の冷水に足首が浸かり頭上も低く狭く、冒険心をくすぐる鍾乳洞。
ほひょ
行ってみたかったんですよね、ここ。
中の様子が良くわかるので助かります。
途中で娘におんぶだの抱っこだの言われると、親が遭難しそうなので、自分で歩ききれそうになったら行ってきます。
コメントありがとうございます(*^▽^*)
以前と違ってイルミネーションなども取り入れて魅力がさらに増したと感じます。
加えてこの近くにキャンプ場もあるので(と言いつつ行った事はないけど)、キャンプを楽しみつつ鍾乳洞も堪能するというメルヘンコースでもありまする(´ω`*)
文中にあった、仙台平ですね。
運営期間が7~8月というのがちとツライですね。
(暑くて去年はキャンプoffシーズンでした)
でも鍾乳洞の方は涼しいから、差し引きで元取れるかもですねw