伊勢神宮内宮の御正宮への参拝は終わりましたか?
そしたらせっかくなので内宮の隅々も見て回りましょう。
御正宮だけ見て帰るのはもったいないですよ!
2008年11月3日
三重県伊勢市
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風雨を司る神が祀られてる風日祈宮へ
第二鳥居を通ってから右側に行くと、こちらの風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)が見えてきます。
こちらにも木除杭(きよけぐい)がありますね。
そしてこの風日祈宮橋を渡ると…
風日祈宮(かざひのみのみや)が見えてきます。
- 級長津彦命(しなつひこのみこと)
- 級長戸辺命(しなとべのみこと)
どちらも風雨を司る神様で、外宮の風宮と同じく、元寇の時に神風を吹かせて日本を守った神様です。
お酒の神を祀る御酒殿と由貴御倉
左手の大きいほうが御酒殿(みさかどの)、右手の小さい建物が由貴御倉(ゆきのみくら)です。
ほひょ
お酒の神様を祀っており、古くはこちらで新酒を醸造していたそうですね。
また由貴が清浄でけがれのない意味だということをここで初めて知りました(斉藤由貴とか?)。
稲が奉納されてる御稲御倉
御稲御倉(みしねのみくら)。
神宮神田(三重県伊勢市楠部町)で収穫した御稲が奉納されています。
お供え物を納める外幣殿
外幣殿(げへいでん)。
神へのお供え物が納められた建物です。
天照大御神の荒御魂を祀る荒祭宮
荒祭宮(あらまつりのみや)。
御祭神は?
ほひょ
神様の台所 忌火屋殿
忌火屋殿(いみびやでん)。
ほひょ
大山祇神社と子安神社
大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)。
神路山(かみじやま)の守り神なのですね。
子安神社(こやすじんじゃ)。
木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)がお祀りされており、子授け・安産・子育ての神です。
小さな鳥居がたくさんお供えされてますね。
にわとりが放し飼い?何故でしょう?
このように境内にはにわとりが放し飼いとなってました。
実はにわとりは神の使いなのです。
天の岩戸に閉じこもった天照大御神を外に出す際、一役買った生き物がにわとりでした。
すなわち、暗くなった世に再び光を蘇らせる事に貢献した神の鳥なのですね。
最後に
宇治橋から最速で御正宮を参拝して帰るだけなら30分もかからないかもしれません。
ですが内宮の隅々まで見て回るのであれば、2時間は必要ですね。
境内を進めば進むほど、この伊勢神宮内宮の壮大さと素晴らしさがわかると思います。
伊勢神宮内宮の御正宮参拝の模様はこちらから 伊勢神宮内宮皇大神宮 やはりすごかった!一生に一度は訪れるべき場所