2016年1月13日。福島県福島市。
新潟から磐越道に乗り、猪苗代磐梯高原ICを降りて国道115号線を北上。「奥州三高湯」の一つ「高湯温泉」にやってきました(他2つは山形の「蔵王温泉」「白布温泉」)。思ったより雪がかなり少ないです。
今回お世話になるのは白濁の湯で有名な「玉子湯」。旅館に入る前から硫黄のにおいがぷんぷん。これが温泉だ~。
白濁の温泉を求めて高湯温泉「玉子湯」に来ました
さてここ「旅館 玉子湯」に来た経緯ですが、温泉好きな知り合いから強く薦められたからでもあります。
「ここの温泉に入らずして白濁の温泉を語るな!」
「白濁の温泉では三本の指に入る!」
などと絶賛の嵐でした。入浴がとても楽しみです♪
名物茅葺の湯小屋「玉子湯」
旅館の中に内湯もありますが、まずは明治元年に建てられた茅葺の湯小屋「玉子湯」から入ります。
入湯すると肌が玉子のように滑らかになることと、ゆで玉子のにおいに似ていることから「玉子湯」と名付けられた温泉です。
それにしても寒い~。下駄をはいてカランコロンと音を立てて歩くのも温泉ならではですが、さすがに今日は足が冷たかったです。
茅葺の湯小屋「玉子湯」の中の様子。何とも情緒があります。他にお客さんがいなかったので子供とゆっくり温泉に浸かりました。
温泉から上がると全身がぽっかぽか。さらに硫黄のにおいがガッツリつきました。やっぱり、温泉は無色透明よりも色とにおいがあったほうがいいです。
1日おきに男女交代の2つの露天風呂
先程の茅葺の湯小屋「玉子湯」以外にも温泉があります。
露天風呂「天翔の湯」。温泉が真っ白です。
湯船の底に手で握ることが出来るほどに白い湯の花が溜まってました。それを握っては体にかけたりして子供と遊びながら白濁の湯を満喫しておりました。
露天風呂「天渓の湯」。子供が喜んで泳いでいます。あのね、温泉は泳ぐところではないのですよ。
でも…お客さんが他にいないからまぁいいか。雪がパラパラと舞い散る中、あったかぽっかぽかの白濁温泉に浸かって最高のひとときでした。
「のんびり足湯」です。さすがに今日は寒くてここはパスしました。
ここには女性のみですが、女性専用露天風呂「瀬音」があります。いいなぁ… 女性だけずるい~。
内湯
大浴場「滝の湯」。
外の温泉だけで大満足してしまい、ここには入りませんでした。写真のみ撮りました。
内湯「仙気の湯」。家族風呂みたいな雰囲気で入れます。
高湯温泉「旅館 玉子湯」の楽しみ方
今回私たちは一泊9,980円のプランで宿泊しました。小学生は6,986円でしたので、3人で3万円以下でお世話になったわけです。
またお店の方には本当によくして頂きました。不快に感じることは全くありませんでしたよ♪
ただ、食事はちょっぴり辛口な意見ですが普通です(決して美味しくないという意味ではないです)。
ここに来る前に「玉子湯」を薦めてくれた知人が、「玉子湯は温泉に入りに行くところだからね」と言ってました。そういうことです。温泉メインに来る場所です。
食事は、言い方が乱暴かもしれませんがおまけ程度に考えておいたほうが無難です。
また是非訪れたい温泉「玉子湯」
帰りも同じ道。写真は国道115号線沿いの風景です。
車の中はやっぱり硫黄のにおいが充満してました。そして新潟に戻った後も、この日に着ていった服が洗濯をしてもしばらくは硫黄のにおいが抜けきりませんでした。
その温泉のにおいを嗅ぐたびに、「またあそこの温泉に行きたいな」と思うのでありました。これで食事が最高なら、毎年行きます。
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