村上市 町屋の屏風まつり 各町屋に代々伝わる貴重な屏風を見て楽しめます♪

新潟県村上市の「町屋の屏風まつり」ってどんなまつりなの?

まつりと言ってもワッショイワッショイと神輿を担ぐのではありません。

9月10日から30日までの間に村上市で開かれる一大イベントで、68軒の町屋に代々伝わる屏風が一斉に展示されるのです。

そしてこれが素晴らしいのは全て無料で見ることが可能なこと♪

ほひょ

もちろんお店で何かを買わなければいけないということもありません。

…と、いっても結構買ってしまうのですけどもね。

2007年9月10日
新潟県村上市

村上市の町屋といえばここ!鮭の「きっかわ」

村上市の町屋に来るといつも訪れるお店「吉川(きっかわ)」です。

この部屋の奥には塩引き鮭がたくさん天井から吊るされております。

 

またここのお店は鮭の様々な食品が売られており、来れば必ず買ってしまいます。

ほひょ

これがまたどれも美味しいのです。

 

そして私は初めて見たのですが、左写真の屏風は色紙や短冊などを張り合わせた混ぜ張り屏風と呼ばれるものだそうです。

美術的・芸術的には価値のないものだそうですが、昭和30までは実生活の中で使われたそうです。

 

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村上はお茶も有名 九重園

このお茶屋さん「九重園(ここのえん)」も必ず訪れる場所です。

店内でお茶や茶香炉も販売しており、無論お茶も飲めますよ♪

ここの旦那さんとてもシブい♪

 

それから九重園さんだけでなくあちこちの町屋の方々が口をそろえて言っていたことですが…

屏風は家の中で散らかっているところを隠す為のもの

であったそうです。

さらに…

 

屏風は枕元に置いて真冬の隙間風から寒さをしのぐもの

でもあったそうです。

MEMO
「屏風」は「風を屏(ふせ)ぐ」と書きます。

 

他の町屋にも多くの屏風が展示されています

こちらは「井筒屋」。

MEMO
松尾芭蕉が「奥の細道」行脚の際に二泊した場所として知られています。

ちなみに今でも営業しており、宿泊は一日一組限定とのこと。

ほひょ

カフェもありますよ。

 

これは鮭などを販売している「うおや」の屏風です。

 

さらに右写真はお菓子の「早撰堂(そうせんどう)」の屏風。

 

ここでちょっと余談。

城下町だった村上市ならではのものを紹介します。

右写真ですが、家と家の間に注目すると少しずれているのがわかるでしょうか?

ほひょ

敵が攻めてきた場合にここに身を隠せるように、敢えてずらしたのだそうです。

 

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屏風まつりなのに珍品が展示されている場所も!

村上牛が食べられる「千渡里(ちどり)」にやってきました。

 

千渡里(ちどり)店内にはこのような有名人のサインがたくさんあり、それらをみてるだけでも楽しめます♪

 

そしてここは屏風がではなく何故か珍品が展示されております。

20年代コンドームとありますね。

ほひょ

名前は「ハート美人」ですか。

 

新潟県観光は村上市が絶対オススメ!

新潟県でオススメの場所ってどこ?

と聞かれると、私は必ず村上市をあげます。

村上市では春になると町屋の人形さま巡りというものもあり、この時には各町屋の雛人形が展示されます

MEMO
もちろん屏風まつりと同じく無料です。

これらの維持管理も大変だとは思います。

それでも、これら素晴らしい屏風そして雛人形を今後も是非とも残していっていただきたいものです。

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